ザ・ゴール

言わずと知れた有名な本ですね。

TOC理論という制約条件理論について

小説になったもので、当時の日本にこの理論を知らしてしまうと日本の国際競争力が高まり一人勝ちになってしまうと危惧した著者が、邦訳を2001年まで許可しなかったというウソか誠かの曰く付きの本です

 

 

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ザクッというと主人公が潰れそうな工場の工場長で仲間と力を合わせて窮地を脱するというストーリーです。

生産性についてちょっとしたミステリー風に書いてあるというのも興味深いです

 

読んだ感想ですが…

この本もすごく面白かったです!

翻訳された本は翻訳者の文才によって

読みづらくなることも多いのですが、翻訳も良くって読みやすかったです。

分厚いですが確か3日くらいで読破したと思います。読み終わったあとは寝不足だったような…

 

製造業の方には大変タメになる本です。じゃあ非製造業の方は使えないの?というとそういう訳でもありません。

簡単に言うと、全体最適の観点がないと何事もベストパフォーマンスは出来ません。その意味で一番のボトルネックに合わせた(当然ボトルネックに対しても改善必要ですが)生産計画もしくは業務フロー計画が必要になるという点で様々業種に対して汎用性の高い本だと思います。

 

私の会社に例えると生鮮部門はこの考え方は非常に使えるので、そんな視点持ちながら当時この本を読んでた気がします

 

他業種のことも知識として得ておくのは自分の幅が広がっていくので楽しいですね。ちと敷居が高い本なので読もうかな?と思ったら間髪入れず買ってしまうことをお勧めします