上杉鷹山

ゾーンマネジャーに無理やり貸されて読みましたが…

 

ものすごく良かったです

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上杉謙信の九代あとの米沢藩主で江戸時代の藩の危機を救い、最も尊敬される日本人の一人とまで言われた人物です。

 

嘘か誠か、ケネディ大統領来日時のインタビューで、尊敬する日本人とはと聞かれて「ヨウザン ウエスギ」と話されたという逸話もある程、名君と言われた方です

 

どれだけ素晴らしい人かを表現するにはいくら沢山書いても表現出来ないので下にwikiのリンク貼り付けておきます。興味、お時間ある方は是非

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8A%E6%9D%89%E6%B2%BB%E6%86%B2

 

 

童門冬二さんはもともとビジネス本を中心に執筆されてたとかで、途中途中で現代社会に置き換えた表現を箇条書きにしてくれてるので、仕事というか、生き方として参考にしやすくなってます

 

読み終わって、感動と虚しさを覚えました。感動は鷹山の国は民の為のものであるという慈愛の精神と果敢な行動力、そして鷹山を支える忠臣達のこと

読了後、すぐさまもう一度読みたくなりました

 

虚しさとは、ここに書いてある古い考えに固執した鷹山の改革を阻もうとする家老達

 

ここに書いてるのウチの会社の人達だ

…似たような人達を目の当たりにしてるので鷹山の苦労が手に取るよう分かる気がします

 

鷹山は不屈の信念で改革を成し遂げましたが、果たしてウチの会社に出来るのだろうか?改革の旗振り役に賛同する人が達は現れるだろうか?

 

近頃、あまりにもドロドロした世界を見過ぎて、自分自身が疲れてきました

 

でも鷹山公の名言

「為せば成る、為さねばならぬ何事も

成さぬは人の、成さぬなりけり」

 

を自分の胸に刻んで生きたいと思います

いまは力を蓄えておく時、然るべき時に

備える時期と思ってます